メディアの国民監視
荻上チキさんのセッション22を聴いていて度々怖くなる時があります。
それは、荻上チキさんがツイッターなどのSNS上のつぶやきから、荻上チキさんの気に入らないと思われるものをラジオ番組で取り上げ、それに対して荻上チキさんが批評、論破するシーンです。
SNS上には様々な事柄に対して賛成、反対など様々な意見がある訳ですが、その国民の意見をメディアがチェックし、意に沿わない意見をメディアで晒し者にしている様な状況に感じます。
メディアの大切な役割は政府・与党、野党などの権力の監視、チェックですが、それに加えて国民を監視しようという流れを感じてしまいます。
ただ、そんな荻上チキさんのSNSの監視ですが、今の所どちらかというと国民を監視しようと考えているというよりは、気に食わないSNSのつぶやきを、皆の前で論破して気持ち良くなっている人の姿に見えます。
ラジオの中でリスナーから届いた意見を取り上げていますが、こういった荻上チキさんによるSNSの監視の様な疑問点に関する意見を聴いた覚えがありません。
本当にそういった意見が無いのか、番組が取り上げないだけなのか興味があります。
セッション22のホームページや公式ツイッターなどで、その日に届いた意見を全て掲載してもらえればより透明性が高まる思いますので、是非こうしていただける様に期待したいです。